あなたは「コンテナ」と聞くと、何を思い浮かべますか?
まずは、赤茶けた「貨物用のコンテナ」や「トランクルーム」でしょうか。
しかしその「コンテナ」にデザインをプラスすることで、大きく利用用途の幅が広がるそうです。
2016年、1回目の授業を行う「教室」は、
そんなコンテナをデザインし建てられたコンテナショールーム「HACO:Ya」です。
北播磨地域の中の、加東市内に立地するHACO:Ya。
社総合庁舎前を西に直進するとその外観が現れます。
周りは田んぼ…田んぼ…。
そんな風景にも違和感なくマッチしています。
白いボディに「CONTAINER BASE」と大きくペイントされ、オシャレ感たっぷりです。
「これがコンテナ!?」
そんな感想を持たれる方もきっと少なくはないはずです。
HACO:Yaは、加東市に事務所を構える株式会社コラボが運営するコンテナショールームです。
建築業を主な業務とする、株式会社コラボの戸田社長に少しお話を伺いました。
「以前、神戸で行われていたコンテナデザインのコンテスト(現在の神戸ビエンナーレアートインコンテナ国際コンペティション)を見たことがキッカケでした。」
コンテナハウスは様々な空間を創ることができます。
店舗や事務所などにもなり、デザインを組み合わせることで可能性はさらに広がるんです。
最近は新規開業店舗が減っていますね。
店舗を建てるには莫大な資金が必要にもかかわらず、なかなか満足に融資を受けられず、結果開業を断念する方もいると聞きます。
コンテナハウスは低予算で建築可能です。
ならば諦めていた夢も実現してもらえるのではないか。
コンテナハウスで、新しく起業したい人を支援したい!との思いで始めました。
戸田社長の熱い想い、コンテナハウスへの情熱、
そしてワクワク感やドキドキ感までもが伝わって来るようでした。
きっと、これからも気持ちの通った素敵なコンテナハウスが沢山生まれていくことだと思います。
昨年HACO:Yaは、沢山の人が訪れた“at.R 5th Anniversaryat.R × greenroom FESTIVAL”などのイベント会場となったり、不定期でラーメン屋さんや花屋さんの店舗となったり、様々な用途で利用されました。
2016年も、この場所から沢山の夢や想いがカタチになっていくはずです。
そして新しく、雑貨や家具、完成型コンテナの販売もされるそうですよ。
HACO:Yaと同じ敷地内には、サンドウィッチ&カフェ「INVIGO」があります。
実はこちらも株式会社コラボが手掛けたコンテナハウスだそうです。
ぜひ、こちらでカフェをしながらコンテナハウスを満喫されてみてはいかがでしょうか?
今回は加東市にある「HACO:Ya」にスポットを当てインタビューしました。